結論: “今はまだ” できないだけ。
子どもの成長の中で、壁にぶつかることは往々にしてありますが、
それを乗り越えるためことに前向きになれる。
そんな考え方が身について欲しいなぁと思いました。
子どものできることはどんどん増えていく。
子どもの成長は早いもので、この間まで全然できていなかったことが
ある日突然できるようになっていたりします。
そうすると自信がつくのか、また新しいことにチャレンジしてみて、
またできることが増えて、さらに自信がついて、と好循環に入ることがあります。
ずっとこういう状態が続けば良いのですが、そう上手くいかないのも現実です。
けれど、できないことにぶつかることもある。
びっくりするくらいできることが増えたりする一方で、
逆に、なぜかなかなかできるようにならないものにぶつかることもあります。
多くはのんびり構えていられますが、それが周囲に迷惑をかけるようなものだと
親もなんとか解決しようと子どもに「やってみない?」などと声かけを
増やしてみたりして、子どもに大きく負担をかけてしまうこともあります。
(逆に、頑なに避けるようになってしまったりね・・・)
そのうち、できるようになることが多いけれど
うまくいかない時期は永遠に続きそうにも見えますが、そんなわけはなく、
なにかのきっかけでコツをつかんだりすると、
やっぱり急にできるようになったりします。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、ということわざもあるように
できるようになったら、あの暗黒時代はすっかり忘れてしまいそうになります。
ただ、不意に
「また同じようなシチュエーションに陥ったらどうするのが良いのだろう?」
ということに思いを巡らせたりします。
一体、どうするのが正解だったのだろう?
正直なところ、これが正解だというのは見出せていません。
- 負担をかけすぎてもうまくいかない、そっと見守り続けた方がよいかなぁ。
- 何もしないと何も変わらない、ある程度苦しくても働きかけは必要かなぁ。
当時、子ども精神状態を見ながら、この2つを行ったり来たりしていました。
ただ、どちらも一理あるし、どちらかが正解という気もしないです。
具体的なアプローチは今後も悩むとして・・・
“今はまだ” できないだけで、いつかできるようになる! ということを
子ども自身が信じられるようにしてあげたいですね。
とりあえず、できるようになったことはものすごい勢いで褒めてます。
参考資料
TEDの以下の動画には、とても勇気づけられました。
焦らず子どもを信じて見守るマインドを持っていたいところです。
キャロル・ドウェック: 必ずできる!― 未来を信じる 「脳の力」 ―
The power of believing that you can improve | Carol Dweck
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